えっ?何かって?我が家の畑に出没したタヌキです。ハンサムなタヌキですね(^^;)。
実は、父の父が他界して畑を引き継いでから10年ほど経ちます。ナス、キュウリ、トマトなど定番の夏野菜はもちろんですが、後は自分が食べたいものを栽培しています。二十日ダイコン、カブ、インゲン、オクラ、ネギ、トウモロコシ、プリンスメロン、ネットメロン、スイカ、秋物として、枝豆やダイコン、ハクサイ、温海カブ、タマネギなどを栽培しています。
そんな中、毎年夜間に獣にやられる野菜があるのです。トウモロコシです。他の野菜は興味がないのか、トウモロコシだけがやられます。
4・5月に種を巻いて、手塩にかけて育ててきたトウモロコシが、さぁ、食べ頃という7・8月に、無残にもぎ取られ、実を食われて捨てられている姿をこれまで何度も見ました(-_-)。
また、時には、ちょっとかじっただげで放置されている時もあり、本当に腹が立ちます(-_-)。
犯人は、タヌキかハクビシンかと思っていたのですが、狙われるのが、夜間のためそれを確かめることができませんでした。
しかし先日、日中偶然、畑でくつろいでいるタヌキを発見し、カメラにおさめたのでした。
やはり、トウモロコシを食い散らかしていたのは、タヌキのようでした。
実はこのタヌキとの戦いは、畑を引き継いだ年から繰り広げられていました。
相手が夜行性だけに、どう防ぐかが課題で、あれこれと試しました。
ある年は、人感センサーライトを設置してみました。だめでした・・・。
ある年は、忌避剤を蒔いてみました。だめでした・・・・。
ある年は、センサーつき害獣撃退ライト&超音波機を設置しました。だめでした・・・。
ある年は、周囲を針金で囲んでみました。だめでした・・・・。
皆さんは、小学校の5年国語の教科書に載っている「大造じいさんとがん」というお話を覚えていますか?
父はまるで、大造じんさんにでもなったかのように、獣からトウモロコシを守る作戦を毎年考えました(^^;)。
昨年は防獣ネットを活用しました。だめでした・・・・。
父は、大造じいさんのように、「うーーーーん」とうなってしまいました(^^;)。
そして今年は、トウモロコシの作付けスペースをコンパクトにして、トウモロコシ畑を防獣ネットで2重に囲みました。
さらに1重目の下部をピンで留め、すきまからの侵入を防ごうとしました。さらに1重目と2重目の間の雑草をのばし放題にして、自然雑草のブロックにしました。さらに外側の2重目の下にブロックや石を置いて侵入を防ごうとしました。
そして今年も収穫の時期を迎えました。8月ももうすぐ下旬の今、そろそろトウモロコシは終わりになりますが、今のところ1本もやられていません(^^)/。
ようやく、タヌキとの戦いに勝利した感があります(^^;)。そんな中、我が家の畑に現れたタヌキ。彼も何か言いたかったのでしょうか・・・・(^^;)。
今年は勝利しましたが、来年以降も戦いは続くと思います。ライバル・タヌキに負けないようにがんばりたいと思います(^^;)。
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