結果は残念なサヨナラ負けでした。最後の最後に力尽きたという感じです。ただ、力尽きたということは、力を出し切れたという証。日大山形ナイン、本当に最後の最後まで素晴らし試合を演じてくれました。
まずは攻撃。序盤はなかなかヒットがでず、思うように得点できませんでした。しかし7回、2アウトランナー無しから、5安打1四球で4-2と逆転に成功しました。まさに繋ぐ野球を見せてもらいました。
なお2アウト満塁の場面。ここでもう1本出れば試合を決められた場面でしたが、出なかったのが勝負の分かれ目だったかもしれません(-_-)。
守備。先発の斎藤投手がは、過去2戦と同じように、失点するも大崩れすることはなく、打たせて取るピッチングを披露し、滝口投手に繋ぎました。
その滝口投手、残念ながら今日は苦しいピッチングでした。ストライクが取れず、ボールが先行し、四死球も結構ありました。
日大が7回に逆転した後は、ピシッと締めてほしかったのですが、制球が定まらず、四球もからんで同点に追いつかれてしまいました(-_-)。
やはり疲れがあったのかもしれません。9回も先頭打者に四球を出して降板となりました。
ただ、1回戦の9回ノーアウト満塁、2回戦の9回2アウト満塁のピンチをしのいだのは滝口投手。彼の活躍でここまできたといっても過言ではないでしょう。本当にお疲れ様でした・・。
1点差のサヨナラ試合ということで、「たられば」がたくさんあった試合になりました。
言いたい「たられば」はたくさんあるのですが、一番言いたい「たられば」は最後の場面です。
1アウトで3塁にランナーがいるということで、日大は内野前進守備をしていました。そして相手打者の打球がセカンドに飛びました。セカンドの新田選手は8回に頭部にデットボールを受けて辛そうでした。8回裏にはまさかのエラーもしていました。
そんな選手のところに打球が飛ぶ・・・・。頭部にデットボールを受けていなかったら・・・なんて思ってしまいました・・・(-_-)。言っても詮無きことですが・・・。
負けたら終わりの高校野球。次はありません。選手方は本当に悔しかったでしょうし、そのリベンジの機会ももはやありません。自分の心の中で終止符を打たねばなりません。辛いですね。
この悔しい思いは、今日出場した2年生に引き継いでもらって、新たな日大山形の歴史を作ってもらうしかありません。新チームにがんばってもらいましょう。先輩の思いを繋ぐ、それも高校野球です。
敗れはしましたが、日大山形ナイン本当に県民に元気を与えてくれました。胸をはって帰ってきてください!
やったぞ!お疲れ様!日大山形ナイン!
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