BSで再放送している「おしん」の記事が、なんだかレギュラーになりつつあります(^^;)。
先の日曜日は第6週の放送でした。小林綾子さん演じる少女時代のおしん最終週です。
電信柱が加代めがけて倒れる中、身を捨てて加代を守ったおしんを見て、加賀屋の若奥様、みのはおしんに絶大の信頼を寄せ、娘の加代同様に慈しむことになります。
おしんは、お正月には加代とおそろいの着物を着せてもらい、下座ではなく、加代の脇に座らせてもらいます。家族と共にカルタなどをさせてもらいます。三月の節句には、みのに、「加代と小夜 とおしんのひな祭りだぞ」と娘待遇の言葉を得ます。実際当日は、おぜんつきの料理に白酒をいただいています。奉公人のはずなのに・・・・・。(写真はお加代様の上座で白酒をいただくおしん)
その間、大奥様のくにには、読み書きそろばん、さらに後に明らかになりますが、お茶やお花などのたしなみも教授されます。この週のおしんは9才です。そして明日の再放送で登場する田中裕子さんは、確か16才の設定だと思います。つまりこの週後の7年間、おしんは加賀屋でこのような娘待遇の日々を過ごすのでしょう(もちろん奉公の仕事をした上でです)。
おしんは7才で奉公に出ました。しかし結局のこの奉公先は我慢できず半年余りで逃げだします。その後半年は俊作あんちゃんに九九や読み書きを教えてもらうという充実した時間を過ごします。その後、半年ほど実家に戻りますが、その後は先に述べたように16才まで加賀屋で過ごすことになります。
つまりおしんは、確かに7才の半年は厳しい奉公に身をさらしましたが、その後の8年近くはすごく幸せな時間を過ごしたことになります。
ドラマとして映像化された7才は、確かに辛抱をしいられる厳しい時代でしたが、それはたかだか半年。おしんはその後とりあえず16才までは、かなり幸せな少女時代を過ごしたと見てよいでしょう。
こう考えると、おしんは当時の小作の娘方に比べれば、そしておしんの兄弟姉妹に比べればよほど幸福な少女時代を過ごしたと言っても過言ではないでしょう。
つまり結論を言えば、少女時代のおしんは、辛抱していなかったのです(^^;)。またまた新解釈ができてよかったです(^^;)。明日の田中裕子さん登場シーンが楽しみです(^^;)。
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