日大山形残念でした。でも、力は十分出せたと思います。たらればですが、10回裏の2塁打の際、サードコーチャーが進塁を指示していたらサヨナラ勝ちしていたと思います。
「試合に勝って、勝負に負けた」とか、「勝利の女神は明徳に微笑んだ」的な、どちらが勝ってもおかしくない試合でした・・・。
本当に、レベルの高い試合でした。最後は延長も12回になり、日大の力が尽きた感はありましたが、互いの投手や守備が光る近年の山形代表には見られないレベルの高い試合に見えました。
まず日大がすごいと思ったのは、初回先制されながらも追いついたことです。同点打を放った三番打者の打球は無理に引っ張らずレフトに流したものでした。このバッティングで点を取ったことで、日大が力を発揮することができたと思います。
春の東北大会初戦で完封負けしたことによる課題克服が、この得点を生んだように思えてなりません。
その後試合を通じて13安打。これだけ放ちながら負けたのは残念でした。おしむらくは、ノーアウトからの安打が少なく、1アウトや2アウト後からだったのが悔やまれます。4番の舟生選手がノーヒット。これも勢いに乗れない要因だったかもしれません。本人も悔しかったと思います。この辺りが攻撃の悔やまれる点です。
守備も終盤の2つのダブルプレーは見事としか言いようがありませんでした。堅い守備で相手に得点を与えない。まさに全国で戦うための守備ができていました。先発、そして継投した両ピッチャーも剛腕ではなく、バックを信頼して打たせてとるという投球が見事でした。
それでは、なぜ負けたのか?12回こそ3点取られましたが、日大のピッチャーは相手を打ち取っていました。打球のとんだコースや勢いが相手に幸いしました。冷静に見て、相手に運があったとしかいいようがありません。
でも、運も実力のうち。やはり昨夏も、今春も甲子園に出ている明徳に、地の利、試合運びの利的なものがあったのかもしれません。また、延長戦を戦う中で、選手層の差が出たのかもしれません。「延長戦の中で勝負をつける」 この辺りで少し劣ってしまったのかもしれません。
ただ、明徳相手にこんな試合ができたことで、日大山形の実力も見えました。「歴史をつくる」とい目標は達成できませんでしたが、そう語るだけの実力をつけてきたのはよくわかりますし、力を十分に発揮できたと思います。
3年生にとっては、悔しい幕切れだと思います。でもその悔しさを下級生に引き継いでもらい、また、県高校野球をリードするようなチームになってほしいと思います。
他の県勢チームにも、打倒日大のもと、次こそは自分達が全国で上位に行けるチームになってほしいと思います。がんばれ!県勢高校球児!
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