今夜は結構わかりやすい内容でよかったです。で、まぁ、これもお決まりなんですが、正当性や正義感を唱えたい犯人に、水谷豊さん演じる杉下右京が「犯罪に正当あな理由はない」等と叱責する場面がありました。
昨年のシーズンまでも、右京が時折犯人を叱責する場面はよくあることで、まぁこれがお決まりなので、チャンチャンって感じで見ていました。
しかし、昨年のシーズンで、右京の相棒だった成宮寛貴さん演じる甲斐享が、実は障害犯罪の常習者で、右京はそれを見抜けぬまま甲斐享と仕事を続けてきました。そして、甲斐享の犯罪が明らかになった後、右京は特命係の上司として、部下の不祥事を見抜けず謹慎処分になるといストーリーになりました。
そんな、かつて謹慎処分を受けた杉下右京が犯人相手に声高に叱責するのに、何か違和感を感じました。
部下の不祥事を見抜けず、謹慎処分をくらった刑事が、正義感で犯罪を犯してしまった人間に声高に説教できるのでしょうか?
杉下右京という人物の人間性が、相棒のシーズンが伸びるにつれ、劣化しているようで残念です(^^;)。
しかしそれはドラマ脚本家の意図するところかもしれないので、一視聴者の父としては、ただただいろいろな思いをはせ、番組を楽しむだけです(^^;)。
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