新・なつきのモンテ観戦日記ブログ: おしんはぐちを言うのは大嫌いだったのか?

2013年11月8日金曜日

おしんはぐちを言うのは大嫌いだったのか?

 おしんネタ(^^;)。

 おしんの第1話は、おしんが家族にもないしょで、突然旅に出るところから始まります。その日は、「スーパーたのくら」の17号店の開店の日だったので、家族はみんなあわてます。

 そんな中、娘の禎と、嫁の道子でこんな会話があります。

 おしんのタンスの中身を確認する禎に対し、道子が、

 道 「何かなくなってるものがありますか?」

 禎 「やっぱり覚悟の家出ね。母さんのお気に入りの着物が3枚ほどなくなっているし、おびも2本。下着類も相当持ちだされているわ。」

 道 「だけど、どうして?」

 禎 「かわいそうに、母さんは愚痴を言うのが大きらいな人だから何も話してくれなかったけど、いろいろがまんしてたのね・・・。」

 と、ここで禎はおしんのことを、「母さんは愚痴を言うのが大きらいな人」と言っています。


 しかし、この1話より20数年前の昭和31年、田倉商店がセルフサービスの店として開店した際、おしんと禎で下記の会話がなされています。嫁の道子が開店にもかかわらず、つわりのため実家に帰ってしまっていることを受けての会話です。

 おしん 「今の若い娘は甘やかされて育っているから、いくじがないったらありゃしないよー。あたし達の時は、お産の時ゆっくりねていられなかったよ。」

 禎 「かあさん、昔のこと言っちゃいけないの。今は時代が違うんだから。そういうこと言うからきらわれるんだよ。」

 このシーンからも、禎は若いころ、ざんざんおしんの愚痴を聞いて諭していたはずなのです。

 そういえば、同じく第1話で養子の?希望も、

 希 「おばあちゃんは昔のことを振り返るのはきらいな人だった。苦労話はいっさい口にしなかった。」

 と語っているのですが、実は20数年前。禎と同じように、姑のことや嫁のことを愚痴るおしんを諭しているシーンが確かにありました。

 こうして見ると、第1話で禎が言った、「おしんは愚痴を言うのは大嫌い」というのは、どうやら嘘で、さんざん、嫁や姑の愚痴を言ってきた人物のようです(^^;)。

 えっ?そんなことどうでもいい?細かすぎ?でも、視聴が4、5度目ともなると、いろいろ思えてくるのですよーーーー(^^;)。

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2 件のコメント:

  1. おしんウオッチャー弟子2013年11月9日 15:36

    こんにちは。
    我が家でも田中裕子から乙羽信子にチェンジしたときに何故か違和感を感じていたのですが、ポイントはこのことだったと思います。それは、愚痴というか過去へのこだわり、コメント。田中時代であれば本当に愚痴もいわずに立派な態度だったと思います。
    なんでこうなったのか。ドラマ作りのためだったのでしょうか。
    さて、父上は「映画おしん」をどうご覧になりましたか。
    ぜひお聞かせ願いたいです。
    わたしの感想はその後で。

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  2.  弟子さん、こんばんは。乙羽おしんになって、本当に昔のことをくどいてますよね(^^;)。ただ、私的にはおしん全編の中で、この、「乙羽信子編」が好きなんです。何と言ってもサクセスストーリーですから(^^;)。

     そして 「映画 おしん」は見ていません。見る予定もありません(^^;)。少女編だけでは、「おしん」と言えない思いもありますし、おしん、80数年の生涯を1本の映画でも描ききれないだろうと思っていりからです。

     ただ、全編山形ロケは見てみたいです。テレビ放映を待ちます(^^;)

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