BSプレミアムで再放送されている「おしん」。先日は第5週の放送でした。ついにおしんが、その後の運命を左右する人達と出会う酒田の加賀屋に奉公し始めるエピソードでした。
実はおしんの奉公は2度目でした。以前、材木問屋の中川屋というところに奉公していました。ここの先輩奉公人の「おつね」が、実におしんに冷たく当たる人物でした。
おしんのやることなすことに大声で説教します。いつまで寝てると怒り、飯はこめびつの残り飯、子守りの合間にも掃除、おしめは川の水で洗たく、学校に行くなら昼飯ぬき、終い湯に入りそのまま風呂桶掃除など、本当につらく当たります。
また、おしんに厳しく当たることをおかみさんに諭されると、
つね 「何もおしんがにくくて厳しくしてるんでねえっす。おしんを一人前の奉公人してやりたくて厳しくしてるっす。」
的に語るのでした。しかし結局おしんは、おつねに盗人よばわりされ、奉公先飛び出してしまうのでした・・・・。
おつねの態度は見ていて本当に腹が立ってくるほどでした・・・・。
加賀屋で働き始めたおしん。子守りだけでは申し訳ないと、朝のめしたき、おしめの洗たく、夜のつくろいもの等、自分から率先して働き、加賀屋の人達や先輩の奉公人から感心されます。
しかし、4度目の視聴の今回、ここではたと気がつきました。おしんが加賀屋でこんなにてきぱきと働けるのは、「おつね」の厳しい仕込みがあったかではないか?と感じたのです。おつねは、先にも書きましたが、
つね 「何もおしんがにくくて厳しくしてるんでねえっす。おしんを一人前の奉公人してやりたくて厳しくしてっるす。」
と語っていたのですが、加賀屋でてきぱき働くおしんを見ると、これはあながち嘘ではなかったようです。
過去3回の視聴では、「おつね」はおしんにとって仇のような登場人物かと思っていたのですが、「おつね」がいなければ、その後のおしんはなかったのでないかと今回の視聴で思いました。「おつね」はおしんの恩人だったのです。新たな解釈ができてよかったです(^^;)。
追伸
山新に以下のような記事が出ていましたね。
山 「映画「おしん」の主要キャストが5日、発表された。おしん役は全国約2500人の中からオーディションで選ばれた8歳の新人・浜田ここねさん(宮崎市出身、小学3年生)。おしんの母ふじ役は人気女優上戸彩さん、酒田の米問屋・加賀屋の大奥様くに役は泉ピン子さんに決まった。」
今度は泉ピン子さんが、加賀屋の大奥様なんですね~。隔世の感です(^^;)。
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初めまして。
返信削除泉ピン子さん、はまり役に見えましたね!
師子乃さん、こんばんは~。8年近くも前の記事にコメント、ありがとうございました。私も久々に自分の記事を読んで、懐かしく思いました(^^;)。
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