出演キャストの不祥事、コロナの影響で放映が遅れた「麒麟がくる」。年越しを余儀なくされました(-_-)。
先週の日曜日も、そして今夜も当然のように通常の時間帯に番組がありました。残り5回、2月7日が最終回とのことです。
前半生は歴史的に謎の多いとされる明智光秀、このドラマでは、斉藤道三の家臣、そして道三なき後は、越前在住の浪人として描かれました。
脚本家の池端さんのオリジナルなのでしょうが、面白かったです。そして後半、足利義昭の家臣だけでなく、織田信長の家臣となった後は、今までもよく描かれてる織田家臣としての活躍の描写なのだろうと思っていました。
しかし、あくまでも幕府の家臣としての描写でした。
父的には、新参者の光秀と織田家臣団との関わりを期待していたのですが、織田家臣団はほとんどキャスティングされませんでした。
秀吉と柴田勝家、佐久間信盛のみでした。これでは、織田家との関わりは、描ききれなかったででしょう。
逆に、幕府の家臣ということで、今まで父も知らなかった、三渕藤英、摂津晴門らがキャスティングされ、その関わりや出来事が明らかになったのは勉強になりました(^^;)。
さらに、松永久秀や筒井順慶もキャスティングされていて、今まであまり光が当たっていなかった人物も登場し、その生き方が描写されました。
今まで見ていた王道の明智光秀像でない側面が見られてよかったです。
キャスティングといえば、秀吉の母親の「なか」を登場させた意味がわかりません。普通に考えても、あの時期京都に居るはずもないのですから・・・。まして、架空の人物の望月東庵と関わっているという描写が必要だったのか?この後、何か意味をなすのでしょうか・・・。
意味をなさないなら、他の人物のキャスティングやその関わりを描いてほしかったです(-_-)。
さて残り5回。本能寺の編・光秀の最期に向かって突き進んでいくのでしょう。本能寺の変については諸説ありますが、池端さんがどんな描き方をするのか楽しみです。
本能寺の変、そして光秀の最期については、すでに伏線が貼られていると見ました(^^;)。
光秀が義昭と決別する際、義昭は、
義 「光秀は羽ばたいた、また戻ってくるかもしれない。」
みたいなことを語っていました。本能寺の変の流れに、光秀の義昭に対する思いが関わるのではないかと思いました(^^;)。
また、幕府を裏切った細川藤孝が、兄の三淵に対して、
細 「時代の流れを読むのが大事・・・・」
的なことを語っていました・・・。
これは、光秀が謀反の後、藤孝を頼りにしたが、結局味方になってくれなかったことの伏線と見ました・・・(^^;)。
残り5回。さらなる伏線が出て本能寺の変、そして光秀の最期に向かうのか?楽しみに視聴したいと思います。
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