新・なつきのモンテ観戦日記ブログ: 黒田官兵衛と伊達政宗の世界

2014年11月11日火曜日

黒田官兵衛と伊達政宗の世界

 今夜は大河ネタです。今年の大河ドラマ「軍師官兵衛」もいよいよクライマックスです。残り5話が楽しみです。

 そしてご存じの方も多いと思いますが、今春4月より、BSプレミアムで、「独眼竜政宗」の再放送を週毎週土曜日に放映してます。

 そしてここ数週間、時代がクロスしたのです。そうです。秀吉の小田原征伐から挑戦出兵、そして秀吉の死に向かった時代です。弟の秀長が死に、嫡男の鶴松が死に、利休が死に、朝鮮に出兵し、二男のお拾いが産まれ、甥の秀次が切腹を命じられ、秀吉が死ぬという時代です。

 ここ数週間、本当に同じ時代を扱っていました。今週分の「官兵衛」ではついに秀吉が死にました。今週分の「政宗」では、秀次が切腹させられました。

 この時代、両番組にキャステイングされた人物は、秀吉、ねね、石田三成、千利休、秀次、淀君、家康と、やはり中央で名を轟かせた人物です。

 そしてこの時代、「官兵衛」にキャステイングされている人物は、小早川隆景・秀秋、安国寺恵瓊、加藤清正、福島正則など、秀吉とゆかりのあった大名。

 「政宗」にキャスティングされている人物は、我が最上義光、蒲生氏郷、浅野長政、前田利家など比較的東日本の大名でした。

 「官兵衛」に政宗は登場しませんし、「政宗」に官兵衛は登場しません。


 ただ、面白いと思ったのが、官兵衛も政宗もこの時期、秀吉の怒りをかい、生命の危機にあったことを両番組とも描いていることです。

 絶対権力者に翻弄されながらも、粘り強く生き抜いた力強さを両番組とも主役に託していたのでしょう。

 戦国時代の大河ドラマは、秀吉や家康を脇役において、政宗や官兵衛、山内一豊や直江兼続、お江など中央に対して地方の一人物から描いたストーリーが主役になりつつあります。再来年の大河も、真田幸村が主役とか・・・。

 歴史的には脇役の人物に光を当てて、今後もわくわくするような大河ドラマを期待したいです。

 頼んだぞ!NHKプロデユーサー!

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